第2章 無機物質の製法-1
製法
脱出ゲーム好きなんですよー。家族で参加するのも楽しかったですが、アプリでひとりでやるのも好きです。アプリの脱出ゲームに、こんなのよく出てきますよね。魔女が、魔法の薬を作っていて、なべに入れる材料をさがす。 当たったときの、ピンポン!という音が快感です。ノーヒントでできたときは、やったあ!です。
第2章 無機物質の製法-1
気体の製法
気体の製法で、O2より重いものは下方置換です。軽そうなもの、つまり分子量の小さいものは、少なくとも下方置換ではありません。 HFは水素結合をするので、例外的に下方置換です。ただし、教科書に実験例はないと思いますが、有毒でまわりにキケンなので実験室レベルでは作りません。(半導体製造に使うから、工場では作ります。) NH3は水にとても溶けやすいので上方置換です。 残ったO2,H2,NOは水上置換です。 メタン、エチレン、アセチレンなど有機物質はだいたい水上置換です。ただし、溶けやすいものはNGなので、官能基があるものは黄をつけましょう。
第2章 無機物質の製法-1
O2製法
H2O2とKClO3は、いかにもOを手放したがっていそうなので、触媒としてMnO2を加えただけでO2を発生します。 ただし、KClO3の場合は加熱が必要です。KClO3の反応は、花火やマッチの反応です。 O2を出し、物を燃え続けさせる役割をします。花火が水中でも燃え続けるのは、こういうわけです。 KClO3は、K+とClO3-との塩です。
第2章 無機物質の製法-1
O2の製法おぼえかた
過酸化水素は、永沢君のいじけキャラで、すっかり定着してしまいました。 「巨人の星」の左門豊作は、1人で大勢の兄弟を養っているのです。「星くん!」と言って、すぐ泣きます。熊本県出身なので、○○ばい。という方言を使います。一流プレーヤーだからお金はいっぱい持ってるはずですが、大勢の兄弟を養うのは、たいへんなんですね。お金(O)を借りてきたのですが、「トイストーリー」のガンマン、ウッディがOをとりにきました。ショックばいっ!触媒。なかなかいいシャレ思いついたな、と思ったのですが、ラジオ聞いてたら、触媒メーカーが、連呼してました。まねしたなー!なんつって。
第2章 無機物質の製法-1
二股試験管の使い方
二股試験管は、固体の方を先に入れます。まちがって液体がかかると、反応は始まってしまうからです。ゆっくりかたむけて、液体を注ぐことができます。 急激な反応を防ぎます。反応を止めたいときは、またかたむけて、固体をくびれのところで止めます。
第2章 無機物質の製法-1
水素と硫化水素
H2の製法は、Znを希硫酸で溶かします。Znは酸で溶けるから、あたりまえですね! H2Sの製法には、キップの装置を使います。H2Sは有害だから、キップの装置は、コックをひねればすぐに反応が止まるので便利なのです。少量の発生で止められます。H2Sは弱酸なので、鉄などの、金属塩に強酸を反応させると負けて出てきます。弱肉強食です。塩酸でもできます。
第2章 無機物質の製法-1
H2Sの製法おぼえかた
H2S製法の覚え方を考えてみました。哲郎が銀河鉄道999に乗って、竜の国にやってきました。案内してくれた竜さんは、車掌さんそっくりですね!
第2章 無機物質の製法-1
NOとNO2製法
NOはCuに希硝酸を反応させると出てきて、NO2はCuに濃硝酸を反応させると出てくるんでしたね!→第1編 二股試験管を使ってゆっくり注ぎます。NO2は重いので下方置換です。赤いので、瓶は赤く染まります。 Agでもできます。
第2章 無機物質の製法-1
SO2製法
SO2の製法は3種類あります。 1つは、タンジュンに燃やすこと。 2つは、亜硫酸ナトリウムと希硫酸を反応させます。亜硫酸ナトリウムは弱酸の塩なので、強酸に負けて、弱酸が出てきます。SO2と水が反応すると亜硫酸ですが、SO2の方が安定なので、SO2が出てきます。 亜硫酸は、なぜ弱いかというと、酸素は多いほど陰イオンが安定するので、H+は電離しやすくなります。亜硫酸は酸素が少ない分だけ、弱くなります。 3つは、Cuと熱濃硫酸を反応させることです。→第1編 Cuと濃硫酸だけでは反応しません。まず、丸底フラスコに2つを入れ、ガスバーナーで加熱します。重いので下方置換です。
第2章 無機物質の製法-1
CO2製法
CO2は石灰石CaCO3に、塩酸をかけると発生します。炭酸は弱酸なので、強酸に負けて出てきます。 まず、H2CO3ができてすぐ、H2O+CO2が分解します。CO2が比較的激しく出てくるので、二股試験管ではなく、滴下ロートで少しずつ加えます。注意するのは、硫酸ではCaSO4の沈殿をつくってしまうので使えません。 工業的には、石灰石を強熱すると分解します。
第2章 無機物質の製法-1
Cl2製法
HClは還元剤なので→第1編 酸化剤と反応し、Cl2が出てきます。酸化マンガンか、さらし粉と反応させます。 これもCl2が比較的激しく出てくるので、滴下ロートでHClを少しずつ加えます。 反応しきれなかったHClと水が出てくるので、まず水でHClをとりのぞきます。HClは水によく溶けるからです。次に濃硫酸で水をとりのぞきます。濃硫酸は脱水作用があるからです。順序を逆にすると、水をとってから水につける、オバカな事になります。
第2章 無機物質の製法-1
Cl2製法おぼえかた
「トイストーリー」のウッディが、女の子のカウボーイ、(カウガール?)のジェシーをお尻ペンペンしていますね。なんか楽しそう。 「トイストーリー」って、いまだに人気あるんですね!ディズニーランドの、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」、家族でやって楽しかったなあ!もう、なくなっちゃったんですね。
第2章 無機物質の製法-1
アンモニア製法
NH4ClとCa(OH)2を試験管に入れて加熱させるとアンモニアが発生します。どっちも固体だから、試験管を下にかたむけて加熱します。 アンモニアは弱塩基なので、強塩基に負けて出てくるからです。試験管を少しかたむけるのは、水が逆流しないようにです。熱くなったところに水が逆流すると、割れてしまうからです。でてきた水はソーダ石灰で乾燥させます。NaOHとCaOのミックスで、NaOHは潮解性があるので水を吸い、CaOは塩基性酸化物なので水と反応して発熱します。 CaCl2は使えません。NH3と反応してCaCl2・8NH3となってしまうからです。 濃硫酸も酸なので、塩基には使えません。 アンモニアは水にとても溶けるので、水上置換でなく上方置換です。 ハーバーボッシュ法は、触媒の酸化鉄と、高圧に耐える強い装置のおかげで実現しました。N2とH2からいきなりつくります。ハーバーさんとボッシュさんが実現させました。
第2章 無機物質の製法-1
アンモニア製法
NH4ClとCa(OH)2を試験管に入れて加熱させるとアンモニアが発生します。どっちも固体だから、試験管を下にかたむけて加熱します。 アンモニアは弱塩基なので、強塩基に負けて出てくるからです。試験管を少しかたむけるのは、水が逆流しないようにです。熱くなったところに水が逆流すると、割れてしまうからです。でてきた水はソーダ石灰で乾燥させます。NaOHとCaOのミックスで、NaOHは潮解性があるので水を吸い、CaOは塩基性酸化物なので水と反応して発熱します。 CaCl2は使えません。NH3と反応してCaCl2・8NH3となってしまうからです。 濃硫酸も酸なので、塩基には使えません。 アンモニアは水にとても溶けるので、水上置換でなく上方置換です。 ハーバーボッシュ法は、触媒の酸化鉄と、高圧に耐える強い装置のおかげで実現しました。N2とH2からいきなりつくります。ハーバーさんとボッシュさんが実現させました。
第2章 無機物質の製法-1
アンモニア製法おぼえかた
アンモニアの製法のおぼえかたも、考えてみました!お笑いのテツアンドトモは、歌がうまくて演歌のCDも出してるんですね!海の男の演歌も出してます。
第2章 無機物質の製法-1
HClとHF製法
HClは揮発性なので、同じ強酸なのに濃硫酸には負けてでてきます。水をとりのぞくため、濃硫酸に通します。 比較的低温では、H2SO4は1段階しか電離せず、NaHSO4ができます。さらに高温にしたらNa2SO4ができます。 HFも、同じく揮発性なので濃硫酸を使います。ホタル石CaF2を使います。飛行石のモデルといわれるアレです。水素結合するので同じく下方置換です。でもキケンなので、実験室ではやりません。
第2章 無機物質の製法-1
HClとHF製法おぼえかた
塩酸もフッ化水素も、硫酸をかけてつくるので、まとめておぼえかた考えました。 「北の国から」国民的なドラマでした。とにかく、情けない人たちしか出てきません。どうしようもない失敗ばかりしている。それでも、北海道というキビシイ世界で懸命に生きている。そんな姿に、人々は心を打たれました。 蛍ちゃんがルールルルーと、エサを持ってキタキツネを呼ぶシーンですね。 塩まいていやなやつを追い払うって風習。知らない?どっちも古いですかね!
第2章 無機物質の製法-1
CO
一酸化炭素COは、言うまでもなく超キケン!フツーにはできません。 実験室では、ギ酸HCOOHからH2Oをとりのぞきます。脱水には、よくつかう濃硫酸を使います。ギ酸も有害だし、有害なものから有害なものをつくります。ヤバイものからヤバイものを作る、と覚えよう。火をつけて、無害なCO2にします。 工業的には、赤熱したコークス(C)に高温の水蒸気(H2O)を送ります。H2とCOの、水性ガスができます。水性ガスは、メタノールの原料となります。メタノールも有害なので、ヤバイです。タンジュンなものからエイヤー!とつくります。
第2章 無機物質の製法-1
CO
一酸化炭素COは、言うまでもなく超キケン!フツーにはできません。 実験室では、ギ酸HCOOHからH2Oをとりのぞきます。脱水には、よくつかう濃硫酸を使います。ギ酸も有害だし、有害なものから有害なものをつくります。ヤバイものからヤバイものを作る、と覚えよう。火をつけて、無害なCO2にします。 工業的には、赤熱したコークス(C)に高温の水蒸気(H2O)を送ります。H2とCOの、水性ガスができます。水性ガスは、メタノールの原料となります。メタノールも有害なので、ヤバイです。タンジュンなものからエイヤー!とつくります。
第2章 無機物質の製法-1
CO製法おぼえかた・オゾン
これのおぼえかたも考えてみました。 オゾンO3は、O2を放電させたり、紫外線をあてるとできます。