P45 イオンの価数 (2025.9.4更新)
物質が電離をしたら、分かれた分だけモルが増えるのです! Na+とAl3+は、価数の違いを表すのにうってつけ。これが出てきたら価数が関係あるな、と考えましょう。
同じモルでも、負コロイドに対してはNaClよりもAlCl3の方が影響力が強い……Na+よりAl3+の方が、+の力が強いからです!
アレ、Cl−が3倍になるんじゃない?と思った人は、するどい。ナントカの法則により、凝析力に影響するのは、価数の方なのです。そこはつっこまない。(凝析についてはP103参照)
P46 合金とメッキ (2025.9.6更新)
青銅は、すずと銅の合金です。青銅器って歴史にありましたね。昔から使われた金属なのです。たまたま混ざって溶かして合金にしたら、銅より強いぞ!となったんでしょう。
ブリキは、すずのメッキ。ヨーロッパの貴族のぼっちゃんのおもちゃと言えば、ブリキの兵隊、または、すずの兵隊とも言われました。バレエのくるみわり人形にもでてきます!
トタンは、亜鉛のメッキ。トタン屋根に使われますね。亜鉛は、「あてにすんな」で覚えたように、鉄よりイオン化傾向が大きいので、傷ついたら溶け出し、鉄を守ります。屋根は風雨にさらされるから、使われるんですね。ただし、軽い傷ならですよ。メッキも追いつかないほどざっくり傷ついたら、弱いです。
P47 アマルガムと金属の析出 (2025.9.8更新)
水銀は、金の事をなんとなく仲間だー!と思ってしまうんです。似てるんですね。しかも、常温で液体な金属は水銀だけなので!とても便利で、混ぜるだけで金を溶かします。水銀の合金をアマルガムといいます。蒸発させたら金が残るので、金の精錬ができます。
でも、水銀は有害です!体に蓄積するので、水銀を含んだ魚を食べるなとか、問題になりました。水俣病も、アマルガムが原因ではありませんが、水銀が原因です。危険なので、この精錬法はすたれました。
金属の析出は、前にも書いたように、イオン化傾向の小さい方がイオンだったら、負けて析出するのです。化学は弱肉強食なのです。
P48 ガラスの仮面 (2025.9.10更新)
化学とは関係ないけど、書かせて下さい!
「ガラスの仮面」は、いまだに完結してない伝説の漫画ですネ!マツコも大ファンだという。
劇団の発声練習といえば、「あめんぼあかいなあいうえお」この漫画で広く知られるようになりました。
演劇の天才マヤに、ライバル姫川あゆみが目を白くして、「マヤ・・・おそろしい子・・・」というパロディは、様々な場面で使われますが、(「3月のライオン」でもよく出てきました!)実は、姫川あゆみがこう言う場面はないのです。実際に言ったのは月影先生です。しかも、高笑いしながらです。
このパロディは、ファンたちの創作なのです。
P49 酸と塩基の定義 (2025.9.12更新)
アレニウスの定義とブレンステッドの定義の違いはよく出ます。アレニウスは文字通り、H+を出すのが酸で、OH−を出すのが塩基です。ブレンステッドは、酸はH+を与えるもので、塩基はH+をうけとるものです。NH3もH+をうけとってNH4+になるので塩基ですネ。
他にも、え、これが?塩基?酸?というものがあるから注意です。
人の名前なんて覚えにくいし!どうしたらいいかな~と悩みましたが、
とにかく……とにかくタンジュンなやつは、アレだよ、アレ! 複雑な方はブレブレ……と覚えてください。
P50 酸の強弱関係 (2025.9.14更新)
前にも書きましたが、化学の世界は弱肉強食、弱い酸は、塩をつくっていても負けて出てくるのです。
酸の強弱の有名な覚え方はスカタンフェノールですが、塩酸と硝酸は強酸でも、揮発性なので濃硫酸には負けて気体となって出てきます。(ただし濃硫酸の場合です。濃硫酸は揮発性が低いので。)たとえばNaClと濃硫酸を混ぜると、HClが出てきます。NaNO3と濃硫酸ではHNO3が出てきます。
硫酸は二段階に電離するので、とりあえずHが残ってNaHSO4になります。熱したりすると、もう一段階進みます。ここに入ってないので忘れがちですが、H2S、H2SO3、HFも、弱酸ですヨ。
P51 ハロゲン化水素とハロゲン (2025.9.16更新)
前にも書きましたが、大事なので何度でも書きます。
ハロゲン化水素は、大きいほど強酸です。大きいほど電荷が分散されるのでイオンどうしがくっつきにくく、電離しやすいのです。小さいと電荷が集中するので、+と-がくっつきやすいです。
フッ化水素はガラスを溶かすので強いイメージがありますが、弱酸です。
ハロゲンは、逆に小さいほど反応性が大きいです。電子を引き寄せたいので、小さいほど中心の+に近いから良いのです。
ここでも弱肉強食で、反応性の小さいものの塩に、反応性の大きいものを混ぜると、反応性の小さいものが負けて出てきます。
P52 塩の性質 (2025.9.18更新)
塩の性質は、水に溶かすと強い方が出ます。これも、弱肉強食といえましょう。水に溶かせば、強い方が電離しやすいからです。弱い方が水と反応します。
例えばNa2CO3の場合、Na+はNa+のままですが、CO32−は水からH+を受け取って、
CO32− + H2O → HCO3− + OH−
となります。つまり塩基性です。
NH4Clの場合は、Cl−はCl−のままですが、NH4+は水にH+を放出して
NH4+ + H2O → NH3 + H3O+
となります。つまり酸性です。
NaHCO3は、Naが強いアルカリでCO3が弱酸なので塩基性ですが、Hがある分だけ水からH+を受け取る力が弱くなるので、弱塩基性です。
P53 酸化剤と還元剤 (2025.9.20更新)
酸化剤は相手を酸化させるので、自分は還元します。つまり、電子を受け取って-の方向にいきます。Oを出すのは文字通りの酸化です。電子とH+を受け取ってH2Oを作ります。
還元剤は相手を還元させるので、自分は酸化します。つまり、電子を放出して+の方向にいきます。電子と共にH+を出すのは典型的な還元です。
P56 酸化剤の例・硫酸と硝酸・オゾンと酸素 (2025.9.24更新)
硫酸と硝酸は、自分の酸素を減らして相手に酸素を与えるので文字通りの酸化剤です。硫酸はSO2に、硝酸はNOかNO2になります。これは、銅や銀を溶かすときの反応ですね!(P19参照)つまり、これは酸化反応なのです。あ、この場合、硫酸は熱濃硫酸ですよ。常温での酸化力は弱いです。
「ドカベン」大好きでした!勉強1時間やったらドカベンを50ページ読む、と自分で決め、モチベーションを保ちましたっけ。
ところで、山田太郎はO(重荷)をいくつもかかえていますね。両親を事故で亡くした重荷、幼い妹の面倒をみる重荷、天才キャッチャーとしてチームを甲子園に導く重荷、高校の期待。山田太郎は弱音を吐きませんが、本当は重荷を減らしたかったかもしれません。
里中くんが持っているのは、実はO(お金)だったりして。お金持ち学校という設定なので、お金持ちのおぼっちゃんかもしれません。山田太郎はたぶんスポーツ推薦です。
O3とO2は、酸素しか持ってないので、酸化以外の何をしろってんですかね!というのを、歌舞伎界に生まれた御曹司は歌舞伎役者になるしかない、というので表現しました。「国宝」観ましたよー!タイムリー。横浜流星くんと吉沢亮くんが2人並んでうつくしー!アレ、ボーイズラブの話でしたよね?ちがったっけ?
P57 酸化剤の例・過マンガン酸カリウムとニクロム酸カリウム (2025.9.26更新)
マンガンとクロムは、実に多彩な酸化数を持つ金属で、これ以外にも酸化数を持ちますが、代表的なものはイラストに描いたとおりです。
過マンガン酸カリウムと二クロム酸カリウムは、よく出てくる代表的な酸化剤です。
「帝一の國」という漫画の中でも秀才そうなキャラを選んで描きました。新感覚のおもしろい漫画です!政財界の子息たちが集まる学校で、生徒会長の座をめぐってかけひきをしたり派閥を作ったり、大まじめなんだけど笑えるんです。画風が昭和なのも笑える。でも自虐的な気持ちになるのはなぜだろう。
P58 どっちにもなれる・二酸化硫黄・過酸化水素 (2025.9.28更新)
SO2は酸素を増やす事もできれば、減らす事もできます。ちょっと古いですが、朝ドラ「半分、青い。」の、ボクテをモデルにしました。バイセクシャルということで。ドラマ中で秋風先生が描く漫画は、くらもちふさこ先生が実際に描かれたものですが、私は「いつもポケットにショパン」が大好きだったのです!男子がピアノを弾くってカッコいいー!と思いました。きしんちゃんて、絶対キーシンがモデルですよね。ペン吉にも習わせてみましたが、全然ダメでした・・・。
H2O2は、Oを1コとれば水だし、Hを取り出せばO2だし。いろいろ役に立つのですが、過酸化水素なんて、酸素が多過ぎ!と言われてるみたいだし、活性化酸素の一種と言われ、アンチエイジングの敵とされ、なにかと厄介者あつかいです。いじけてるんじゃないかなあと、「ちびまる子ちゃん」の、いつもいじけてる永沢君をモデルにしました。
P59 還元剤の例・硫化水素・シュウ酸・塩酸 (2025.9.30更新)
酸素を与えるのが典型的な酸化なら、Hを与えるのは典型的な還元です。自分は酸化するから+の方向に向き、電子を放出します。H2SはSに、(COOH)2はCO2になりそうです。HClは強酸だから電離しているのでちょっと違いますが、入れときました。
Hを断つ、つまり女性を断つ、という事で出家をイメージしました。「一休さん」のとんちのお話は有名ですね!アニメもちびっ子に人気でした。
KIは、KもIも電離していますが、I−は価電子が1コだけだからI2にもなりやすいです。
愛(I)がたくさんある方がいいという事で、「ヘタリア」のフランス君をモデルにしました。女性をいつもくどいているのがフランス君です。
P60 還元剤の例・硫化鉄と硫化スズ (2025.10.2更新)
Fe2+よりもFe3+の方が安定だと、前にも書きましたね。FeSO4は、Fe2+からFe3+になりやすい還元剤です。水に溶けやすいので扱いやすいです。塩化鉄にしてしまうと塩酸になったり塩素が出てきたり、なにかと不都合なので、使いません。
Sn2+はもともと4価で、Sn4+の方が安定です。硫酸スズは水に溶けにくいし、塩素はSnCl4の錯体を作って、安定して水に溶けるので、塩化スズを使います。
松岡修造は元テニスプレーヤーで、当時の日本人としてはすごい、ウィンブルドンで8位にまでなった人です。いつも元気で、引退後もスポーツ番組のキャスターとして活躍しています。元気な人を見ると、元気が出てきますネ!松岡修造日めくりカレンダーなんてのもありました。毎日松岡修造のはげます言葉が見られて、受験生に好評でした。
P61 還元剤か酸化剤か (2025.10.4更新)
酸素を与えるのが典型的な酸化剤、水素を与えるのが典型的な還元剤ですが、相手を酸化させるから自分は還元する、つまり電子をもらって-の方向に行くのも酸化剤です。相手を還元させて自分は酸化する、つまり電子を放出して+の方向に行くのも還元剤です。特にハロゲンや水素のような、価電子が1コだけのものは、電子を1コ出し入れすればイオンになったり分子になったり、酸化還元がしやすいので、酸化剤・還元剤にもなりやすいのです。
P62 さらし粉 (2025.10.6更新)
さらし粉は、昔から殺菌に使われる酸化剤です!「日にさらす」ように殺菌する、が語源です。次亜塩素酸イオンClO−を持っていて、これが酸化させやすいのです。細菌やウイルスの細胞膜などを酸化させるという事は、つまり殺菌を意味します。
カルシウムの「カル」から、カルキとも呼ばれます。水がカルキくさい!とか言います。プールのにおいです。
水和物になっている事が多いです。Ca(OH)2とCl2を足したらこうなります。
P63 酸化剤の半反応式 (2025.10.8更新)
このページの酸化剤の半反応式は、典型的な、Oを減らしてH+と電子を受け取り、水をつくる形です。希硝酸・濃硝酸・熱濃硫酸は、銅や銀を溶かす酸化反応です。
特殊なのは過マンガン酸カリウムですが、中性のときは中間のMnO2で止まります。このときは、H+じゃなくてH2Oを受け取ります。酸化数7からMn2+までは還元せず、中間のMnO2(酸化数4)で止まります。MnO2も、まだ還元できるので、酸化剤です。
P64 酸化剤の半反応式 (2025.10.18更新)
ハロゲンは、マイナスイオンになりやすい性質なので、酸化されやすいものと混ぜると酸化剤の働きをします。自分は還元します。SO2とH2O2は、還元剤にもなりますが、酸化されやすいものと混ぜると酸化剤になります。酸化剤として使うときは、Oを減らしてH+と電子を受け取ります。ただし、SO2は酸化剤としての力は弱いので、相手がかなり強い還元剤でないと酸化剤になりません。さらし粉は次亜塩素酸イオンClO−がOを減らし、H+と電子を受け取ります。
P65 還元剤の半反応式 (2025.10.20更新)
還元剤の半反応式は、典型的なものはH+と電子を放出します。塩酸は、強い酸化剤と反応するときは、Cl−がCl2となって還元剤となります。KIも、強い酸化剤と反応するときは、I−がI2となって還元剤となります。
Fe2+はFe3+の方が安定なので、還元剤になります。Sn2+はSn4+の方が安定なので、還元剤になります。SO2とH2O2は酸化剤にもなりますが、還元されやすいものと混ぜると還元剤となります。自分は酸化します。ただし、H2O2は還元剤としての力は弱いので、相手がかなり強い酸化剤でないと還元剤になりません。
還元剤として使うときは、SO2はH2OからOを受け取ります。H2OがH+と電子を放出します。H2O2はH+と電子を放出します。水素は還元されやすいものと混ぜると還元剤となってH+と電子を放出します。ただし、熱や触媒が必要です。
P66 過酸化水素と二酸化硫黄を混ぜると? (2025.10.22更新)
H2O2は、かなり強い酸化剤に対しては還元剤になりますが、酸化力の方が強いです。オキシドールはH2O2の水溶液で、傷口にぬるとO2がシュワシュワ出てきて、殺菌してくれます。SO2は、かなり強い還元剤に対しては酸化剤になりますが、還元力の方が強いです。
つまり、H2O2の方が強い酸化剤なので! 2つを混ぜると! H2O2の方が酸化剤、SO2が還元剤になるのです。このとき、硫酸(H2SO4)ができます。
P67 元素の酸化数の求め方
化合物中の、元素の酸化数がよくわからないときは・・・
化学式は、電荷を持っていなければ0だから、それ以外の元素は、特殊な場合でなければ、基本Oは-2、Hは+1、Kはイオンになると1価なので+1のようにあてはめ、知りたい元素の酸化数をXとして、計算すれば出ます。
全体が電荷を持っていれば、合計がその電荷(+1、+2、-1、-2など)になればよいのです。
P68 脱水につかえる組みあわせ
濃硫酸は、脱水反応でよく使われます。濃硫酸は水をほとんど含まないので、水を欲しがるのです。でも、酸化剤なので、還元剤の乾燥には使えません。
他にも、第2編で出てきますが、NaOHなどの潮解性があるものは水をすって溶けるので、乾燥に使います。
CaOは塩基性酸化物なので水と反応してCa(OH)2となります。これも乾燥に使います。ただし、塩基性のものは酸性のものには使えません。
CaCl2は潮解性があってしかも両性だけど、NH3は、Ca2+と配位結合をしてCaCl2・8NH3を作ってしまうのでダメです。
なぜCaOなら大丈夫かというと、CaはOに囲まれてNH3を寄せつけにくいのに対し、CaCl2はCa2+がむき出しなので、NH3を配位結合させやすいのです。
P70 電気分解
電池をつなげて電子を流すのが電気分解ですが、電子は電池の負極(-)から出る、というのがまぎらわしいですね!電子の流れる向きと電流は逆なんです。多くの人が、まぎらわしい!とブツクサ言ってる事ですが、電子がまだ発見されていなかった頃に昔の人が決めちゃったから、しょうがないんです!
陰極(-)には電子が集まってくるので、+イオンが引き寄せられます。
逆に陽極(+)は、電子が吸い取られて不足し、+を帯びているので、基本は-イオンがやってきて電子を与えます。(電極が溶けて電子を残す場合もあります!)
P71 陰極の反応
陰極は基本、+イオンが引きつけられますが、電解質に含まれる金属イオンが水素よりイオン化傾向が大きければ、金属イオンはそのままです。
酸性ならH+が引きつけられて電子をもらい、H2となります。酸性以外なら水が電子を受け取ります。H++OH−と考えると分かりやすいです。こちらもH2が出てきます。
水素よりイオン化傾向が小さい金属イオンの場合は、その金属イオンが引きつけられ、析出します。
P72 陽極の反応
陽極は基本、-イオンが引きつけられます。でも、電極がプラチナや炭素なら変化しにくいので大丈夫ですが、普通の金属でできた電極なら、電子を放出してイオンとなり、溶けてしまいます!
電極がプラチナや炭素の場合は、電解質中にCl−、I−などのハロゲン化イオンがある場合、価電子が1コなので電子を手放しやすく、Cl2、I2となって出てきます。(F−は例外です。)
Cl−、I−などがない場合は、SO42−、NO3−は酸化しにくいので、OH−が酸化され、O2となって出てきます。塩基性以外でも、水のOH−を使ってO2が出てきます。
P73 陽極反応おぼえかた
陽子って、なんとなく魔性の女のイメージ。「港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ」というツッパリの歌がはやりました。古い!?
横浜は、東横線で行けましたよ。慶應の理工学部は、東横線沿いにあるんです。でも、当時はあまり行かなかったな。今の方がよっぽど行ってます。みなとみらいとかできて、こんなおしゃれな街になるとは、思わなかったよ!はあ~、ちょっとだけ後悔です。いや、仙台も素敵な街ですけどネ。
竜さん、翔さん、王さんも、なんとなく強い男のイメージです。竜さんはヤクザな男のイメージだし、翔さんはVシネの帝王だし、王さんは、巨人が全盛期のときのホームラン王です!長島と合わせて、ON砲と呼ばれました。古い!?
P74 電気分解まとめ図
電気分解のまとめ図です。第5編に練習問題があるので、やってみましょう!
まとめ図で、●印がついたところでは電池を取り去ってしまって抵抗をつけると、逆反応が起こってH2とO2からH2Oができます。つまり、水の電気分解の逆です。なぜならPtは水素化触媒だから、O2を水素化させて水を作るのです。これを利用したのが燃料電池です。→P84
電解質としてはNaOH、KOH、Ca(OH)2、H2SO4、HNO3、Na2SO4、NaNO3などがあげられますが、ただし、HNO3はとても強い酸化剤なので、電気分解には不向きです。有毒のNO2ができてキケンです。NaNO3は、電気分解はできますが、逆反応には不向きです。電気分解は、電池から電子が安定的に供給されるので大丈夫ですが、自然に逆反応をさせようとすると、NO3−がNO2やNO2−になる力の方が強く、不向きです。
P75 電気分解の計算
電気分解では、何モルの気体が発生したか?などの計算問題がよく出ます。
まずは電子が何モル流れたかです。ファラデー定数は、電子1モルが持つ電気量で、電流×秒が全体で流れた電気量なので、これをファラデー定数で割れば電子のモルが出ます。次に反応式をみれば、1モルの電子が流れると何モルの物質ができるかわかるので、計算すればよいです。
P77 ファラデー定数
ファラデー定数は、いちおう書いてあるとは思いますが、覚えておいて損はないです。(まれに難関大で書いてない事があります!)
有名な覚え方ですが、黒子といえば、「黒子のバスケ」!黒子が目立たないのを利用して、相手が気づかないうちにパスをするのがミス・ディレクションですね。でも、神にはお見通し・・・。
黒子と天使の戦いは、バスケで!
そして、天使といえば、「フランダースの犬」のラストシーンですね!最後に憧れのルーベンスの絵をみて、愛犬とともに天使たちが天国に連れていく・・・日本中が泣いた!
外国では、ハッピーエンドでない話を子供向けにするのはつらくて、それほど有名でなく、なぜ日本人が聖地巡礼でわらわらやって来るのか、フランダース地方の人々も不思議だったそうですが、急いで銅像を作り、それっぽくしたそうです。
P78 センター過去問
電気量を求める計算なので、まず6.7kgのNi(OH)2が何モルなのかを出し、ニッケルは+3から+2に変化するので、1モルごとに1モルの電子が移動するのだから、ファラデー定数をかけたものが電気量です。
ただし、何A・hかを出せというヒッカケなので、クーロンは何Aの電流が何秒流れたかという単位なので、A・hに直すには60×60(秒)で割らなければなりません。しかも、割り切れない!といういじわるな事もあります。センター試験は(現在は共通テスト)選択問題だから、あわてず近い値を出すくふうをしよう。
P79 ボルタ電池
ボルタ電池は、亜鉛と銅のイオン化傾向の差を利用した、もっともシンプルで原始的な電池です。
亜鉛の方がイオン化傾向が大きいので溶けます。電子を残すので負極から流れます。
電子が流れ出すのが負極デシタネ!電流が流れ出すのが正極。つまり電子の流れと逆。
電子が正極まで来ると、電解質中のH+を引き寄せます。でも、できたH2が電極にまとわりつくので、(分極という)電力はすぐに落ちます。
P80 ダニエル電池
ダニエルさんが、ボルタ電池の欠点の、分極を改良しました。電解質のH2SO4をやめて、H2があまり出ないようにしたのです。電解質はZnSO4とCuSO4の2種類にして、素焼き板でしきり、イオンは自由に通すようにしました。そうすると、正極の方はCuが析出してくっつきます。同じCuだから、問題ないです。
なぜイオンが自由に通れるようにするかというと、右と左で+と-がかたよるのを防ぐためです。かたよってしまうと、電気の流れは止まります。なぜなら、正極のCuのまわりに-イオンがたまってくると、Cu2+が電極までたどりつき、電子をもらいにくくなってしまうからです。また、負極のZnのまわりに+イオンがたまってくると、Zn2+と反発するから、Znが溶け出しにくくなってしまうからです。
P81 鉛蓄電池
鉛蓄電池の電極はPbとPbO2ですが、溶ける方が負極でしたネ!どっちが溶けそうっていったら、Pbですね。Pb2+イオンになって、電子を残して溶けます。PbO2のPbは、すでに酸化していて酸化数+4ですからね。電子を受け取って+2になります。
電解質はH2SO4で、どっちもPbSO4になるんです。
H2SO4が減ると電流は流れにくくなりますが、逆方向に電流を流すと、今度は逆反応が起こってもとにもどります。これが充電です!
そしてまた、電池として使う事ができます。
P82 マンガン電池 (2025.11.19更新)
マンガン乾電池は、持ち運べるようにした、最もシンプルな乾電池といえます。負極のZnは溶けてZn2+になります。正極のMnO2は酸化剤なので、自分は還元します。
電解質は酸性に近いのですが、MnO2のまわりはNH3があるので、(反応式参照)すぐに水酸化物Mn(OH)2を作ろうとしますが、つまり酸化数+4から+2になろうとしますが、乾電池の場合は途中の+3で止まってMnO(OH)となります。内部抵抗など、いろいろな障害があるからです。Hをとりこむので分極を防ぎます。
NH4ClはNH4+を配給するために使いますが、ZnCl2は、Znがすぐに溶けてしまうのを防ぐため、水和物となって電極に被膜を作ります。Zn2+の移動もできるので、溶けすぎず、妨げすぎず、ちょうどよいのです。
Znが溶けすぎると、電池の外側がZn電極なので、穴が空いてしまいます!それに、電解質が酸性なので、電子が余るとH+が電子を受け取り、H2ガスとなって膨張します。たまに、放置した電池が液漏れしているのは、そういうわけです!
かんけーないけど、私の時代は、遠距離恋愛=ほぼ別れる でしたが、今は、SNSやらZoomやらで、昔ほど障害じゃないみたいですネ。私の娘も、遠距離恋愛の末、結婚しました。
P83 アルカリ電池 (2025.11.21更新)
アルカリ乾電池は、電解質がアルカリなのでイオンの移動も速く、MnO2の還元もスムーズに行われます。H2もほとんど発生しません。しかも、Znが粉末なので反応する面積が大きくなります。だから、電流が大きくなるのです。(でも、大きな電流が必要でないものに使うと、機器を傷めます。)しかも、溶けるZn電極は内側にあるので、丈夫です!
リチウムイオン電池は、日本人がノーベル賞をとりましたネ!効率よく充電ができる二次電池で、スマホなどに使われます。ここまでくるともーよくわかりませんが、リチウムイオンがいったりきたりします。
その前に、リチウム電池というものがあります。リチウムイオン電池とは別物で、ボタン型電池です。原理は、今までの乾電池と同じですが、負極にリチウムを使います。リチウムは、周期表をみてもわかるように、ナトリウムよりも反応性が高く、キケンで、扱いにくいのです!それを、科学の進歩で扱えるようにしちゃって、ぐっと小型で、パワーもアップした電池ができたのです。
P84 燃料電池 (2025.11.23更新)
白金は水素化触媒なので、O2 を水素化させて水にします。水の電気分解の逆反応です。水しかできないからとてもクリーン。電気自動車は、排ガスを出しません。 燃料電池を二次電池的に使う研究もありますが、効率が悪く、なかなか実用化されません。基本は、水素の燃焼で電気を生み出します。 O2 はそこらにあるから、問題は H2 の供給ですね。水の電気分解といっても、結局は電気を使うわけですし。今は、主に石油から作っているので、まだまだエコとはいえません!水から簡単に H2 ができれば、究極のエコ電池といえましょう!ノーベル賞級? 日本でも研究が進んでいますヨ!例えば、人工光合成とか。第2編、第5編でもでてきますが、チタン(Ti)くんが光触媒として期待されています!
第1章 金属 P7–11 はじめに
このおぼえかたは、どっかに載って(2025.7.3 更新)たのをパクりましたすみません。 「指にルビーの指環(リング)をさがすのさ」は、伝説の大ヒット曲「ルビーの指環」のパロディです。 日本の高度成長期時代、別れる女性がルビーの指環を返そうとするのに、「俺に返すつもりならば捨ててくれ。」くー!カッコいいー!グラサンかけながら。 ルビーをクールにいらないぜって言えちゃう時代、また来るといいですね~。
「壊れかけのRadio」も、悩める少年の心を歌った名曲です。せつない歌声がきゅんとして、護ってあげたい!永遠の少年、徳永英明さんファンです!コンサートも行きました。テヘ。客席のおばさんたちが一体。となって、この歌をいっしょに歌います
「SPY×FAMILY」のパロディです!秘密警察のユーリは超シスコンで、美人のお姉さんが結婚して、他の男にとられたのがショックなのです。その男がスパイとも知らず・・・ アニメに出てくる街がドイツっぽい。東西分断の時代を意識してるんでしょうな。 ペン吉はペンペンが結婚するとき、フフンというかんじでしたね。しかも、家族の顔合わせのとき、「こんな腐女子でいいんですか~。」と言いやがりました。私は思わず、「だっ、大丈夫です、私も腐女子ですから!」と言ってしまいました。あのヤロ~。おぼえてろ~。 ところで、周期表の第2周期と第3周期は、2族からいきなり13族に飛びますね。それは、第4周期から遷移元素が割り込んでくるからなんですが、(第2編参照)ちょうど10飛ぶから、わかりやすいですね。つまり、1ケタ目だけをみれば、最外殻にある電子の数と、同じなのです。
「うる星やつら」の有名な初回シーンですネ!鬼そっくりの宇宙人が棲むラムちゃんの星では、ブラを奪った人と結婚するという掟があるのです。それを知らずに鬼ごっこをした諸星あたるが、ラムちゃんのブラをとってしまい、それからラムちゃんにゾッコン惚れられて、猛烈アタックされるのです。 グラマーだけど中身はかわいい、乙女みたいな、こんな娘にせまられたら、絶対うれしいのに、アホなあたるは冷たくあしらいます。男の願望ですかね。 作者が女性と知ったときは、びっくりしました。ブラとりシーンは、PTAから苦情が来たそうです。時代ですねー。 リニューアルもされましたね。
このおぼえかたもパクりました。1族のおぼえかたとカブりますね。 希少なガスだから「希ガス」と教わりましたが、いつのまにか、「貴ガス」と書くようになっていたんですね!「高貴なガス」という意味だそうです。めずらしくもなくなってきたからだそうです。 でも今、世界的なヘリウム不足なんです。MRIという医療機器はヘリウムを使うので、ヘリウムフリーの技術が急がれます。ヘリウムの風船って、減ってるでしょ? それから、今はLEDライトに取ってかわられていますが、ネオンライトは、Neが高電圧で励起状態(高エネルギー状態)になり、もどるときに発光するというしくみです。化学反応しにくいので、長持ちします。化学反応とは違います。でも、LEDは経済的で華やかだけど、都会のネオンって、哀愁漂う響きですな。